アップデートプログラム対応製品:KD25/35HSPRO
登録日 | 形式 | サイズ | ファイル名 |
2017/05/01 | ZIP形式 | 1.0MB | KD2535HSPRO_170501.zip |
※アップデートには認識可能なSATA HDDとファイルコピーの為のパソコンが必要です。
■修正内容
2017/05/01
ファームウェア修正
Ver.CEN 2.35.6
・安定性の向上
・HPA設定メニューの見直し、他メニューの表記修正
※機能に関しましては本ページ下部の【追加機能の説明】をご覧ください。
・いままでの不具合修正を含みます
2015/07/22
機能追加
Ver.2.35.4
・HPA(HDDの容量クリップ情報)に関する設定項目の追加
・いままでの不具合修正を含みます
2014/10/15
ファームウェア修正
Ver2.33.3
・ごく一部の古いHDDにおいて、コピーしたものがRAWボリューム、未初期化状態になる不具合を修正
・ごく一部の古いHDDにおいて、イレースができない不具合を修正
■準備するもの
・KD25/35HSPRO 本体
・空のSATA HDD(フォーマットしてアップデートを行う為、HDD内のデータは全て消えてしまいます)
・HDDをパソコンに接続する為の機器(裸族の頭等のUSB接続キット等)
・ファイルをコピーするためのパソコン環境
アップデート方法
- アップデートに使用するHDDをKD25/35HSPROに接続し、KD25/35HSPROの電源をオンにします。
- 「5.Utility」→「5-3.System Info」と選択し、OKボタンを押すと現在のファームウェアのバージョンが表示されます。
※CEN 2.35.6以上であれば本アップデート作業は必要ありません。 - 「5.Utility」→「5-2.Update System」→「5-2-2.Create Update HDD」と選択し、OKボタンを押すと、「confirm ?」と表示されますので、さらにOKボタンを押すとHDDのフォーマットが開始されます。
【注意!】HDD内のデータは全て消去されてしまいますので、必要なデータがある場合は予めバックアップを取ってください。 - フォーマットが終わると「FORMAT complete!」と表示されますので、KD25/35HSPROの電源をオフにして、HDDをパソコンに接続します。
(USB接続キットや、パソコンに直接内蔵する等、パソコンからHDDへアクセスできる状態にします) - ダウンロードしたZIPファイルを解凍すると、KD25_35HSPRO_CEN2.35.6.binというファイルが作成されます。
このファイルをHDDのroot直下にコピーします。(フォルダ等の中には入れないでください) - パソコンをシャットダウンしてHDDを取り外します。
- HDDをKD25/35HSPROに接続し、KD25/35HSPROの電源をオンにします。
- 「5.Utility」→「5-2.Update System」→「5-2-1.Update BIOS」を選択します。
- 自動的にアップデートが行われます。「TURN OFF, WAIT 5 Second, TURN ON」と表示が出たらKD25/35HSPROの電源をオフにします。
- 5秒以上経過した後に再度電源をオンにして「5.Utility」→「5-3.System Info」 と選択し、ファームウェアのバージョンがCEN2.35.6になっている事を確認してください。
- KD25/35HSPROの電源をオフにして、HDDを取り外します。
これでアップデート作業は完了となります。
アップデートができない場合、弊社にてお預かりしての作業も可能です。
(送料のみご負担となり、作業料金は頂きません)
ご依頼の際は弊社サポートセンターまでご連絡を頂きますようお願い申し上げます。
追加機能の説明
ファームウェアVer.2.35.4よりHPA(HDDの容量クリップ情報)に関する設定項目が追加となっております。
※HPA(HDDの容量クリップ情報)とは?
HDDにはBIOSやOSなどから検出されないHPAという保護領域があります。
この領域のパラメータを変更する事で、2TBのHDDを1TBのHDDとして認識させたりと、BIOSやOSから見えるHDDの総容量を変更することができます。
本製品では、HDDの総容量が変更(HDDの容量クリップ)されたHDDをどうコピーするのかを設定することができます。
メニュー6.Setup内
6.9 Copy HPA Area(初期値:Keep Target HPA)
コピー時のHPA(HDDの容量クリップ情報)の扱いを設定します。
6.9.1 Do Not Copy HPA(HPA情報をコピーしません。)
├6.9.1.1 Keep Targe HPA(コピー先のHPAサイズを維持します。)
└6.9.1.2 Clear Target HPA(コピー先のHPAサイズを消去します。)
6.9.2 Set Target HPA(コピー先のHPAサイズをコピー元と同じにして、コピー元HPAサイズ分をコピーします。)
6.9.3 Copy and Setting(コピー元のHPA情報を含めて全領域をコピーします。)
6.10 Clear HPA at Erase (初期値 : Clear HPA Setting)
イレースモードでの消去でHPA情報を含んで消去するか設定します。
6.10.1 Clear HPA Setting(HPA情報を含めて全領域を消去します。)
6.10.2 Keep HPA Setting(HPA情報を維持してクリップした容量のみを消去します。)
それぞれのモードの違い
例)Whole HDDにて以下のHDDをコピーした場合
■コピー元:500GB(5GBにクリップ)
■コピー先:2TB(10GBにクリップ)
Do Not Copy HPA
・Keep Target HPA(コピー先のHPAサイズを維持します)
■コピー容量:5GB
■コピー先のHDD容量:10GB
・Clear Target HPA(コピー先のHPAサイズを消去します)
■コピー容量:5GB
■コピー先HDD容量:2TB
Set Target HPA
・コピー先のHPAサイズをコピー元と同じにして、コピー元HPAサイズ分コピーします。
■コピー容量:5GB
■コピー先HDD容量:5GB
Copy and Setting
・コピー元のHPA情報を含めて全領域をコピーします。
■コピー容量:500GB
■コピー先HDD容量:5GB
例)500GB(5GBにクリップ)をイレースした場合
Clear HPA Setting
・HPA情報を含めて全領域を消去します。
■イレース容量:500GB
Keep HPA Setting
・HPA情報を維持してクリップした容量のみを消去します。
■イレース容量:5GB
ご不明な点は弊社サポートまでお問い合わせください。
※記載の会社名・製品名は一般に各社の商標もしくは登録商標です。